2017年58本目

ライブ予約をした時に「お久しぶりだ〜」と返って来たので、そんな事あるまいと思い調べてみたら前回観たのが3月で実は思いっきり久しぶりだったmacaroomを観に初ハコ両国門天ホールです。ホールという名前ですが大きめのイベントスペースと言った雰囲気です。

今回は現代音楽のジョン・ケージ没後25年記念イベントということでmacaroomのライブもありますが、何組かのアーティストさんが集まってその楽曲を再構築するという趣向のようです。

いきなり始まったのが受付のお姉さんまで動員して、ほぼメンバー全員が楽譜に指定された周波数のラジオを鳴らすという楽曲。当然放送が入る周波数の方が稀ですから不思議なノイズ楽団が形成されています。基本的にこの日はmacaroomのライブ以外、ほぼ全てこんな進行です。

その後各々が色んなノイズを代わる代わる鳴らす中、エマルさんは所々で数フレーズ口ずさんでは消えていきます。

こちらの外人さんはほぼ野菜を折ったり食べたりする音をマイクに拾わせたり、竹を打ち鳴らしたりとなかなか大変そうです。
そうこうしているうちにmacaroomのライブ。周りではそんな事は関係無いとばかりにラジカセが鳴ったり、ピアノをかき鳴らしたり、ともかく色んなノイズがそこかしこから生まれています。エマルさんもアサヒさんも歌います!
macaroomライブと言えばアサヒさんの実兄武闘家南先生も狭いスペースながらキレキレの演武を披露してくれます。
ラストは法螺貝の中に入れた水を揺らして3人が音を出すという演奏。これ手間こそかかるものの、意外にいいなぁという印象です。
最後にエマルさんとアサヒさんにご挨拶。3rdアルバムも来年早いうちに完成すると嬉しいお話も聞けました。

個人的には既にYouTubeで公開されているwooの音源化を楽しみにしています。それにしてもエマルさんの妖精のような透明感は、ライブだとさらに凄いです。

BAD END GOOD LUCK

エレクトロ・テクノ・ニカ好き。弾き語りやバンドも聴いてます。

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