2017年59本目

多分ご本人のアナウンスより早く情報を入手して迅速に休みを押さえた金曜の夜、marucoporoporoさんの弾き語りを観に行ってきました。場所は足立区小台にあるBRÜCKE(ブリュッケ)というカフェ。

この日はよくmarucoporoporoさんの対バンでお見かけするHeidiさんとの実質2マン。バンドセットのMARY BELL PROJECTを含めると、この1年で4〜5本はライブを観ている筈。どちらかと言えば弾き語りは苦手な方の自分でも心地よく聴けてしまいます。

そしてmarucoporoporoさん。何度ライブを観ても彼女のボーカルのゾクゾク感の新鮮さが失われないのは何故なのだろうといつも思います。そしてこの日は初めてキーボードが付いた機材を持ち込み、ライブで初めて電子音を聴きました。ギター、ボーカル、シンセを次々とルーパーで重ねていき、とんでもなく深淵な世界をあっという間に作り上げてしまう。まったく恐ろしい23歳です。

それでも途中のチューニング中にギターの弦が切れてしまい、以前の同様の体験を笑顔を交えながら話す姿は、あぁやっぱり23歳なんだなぁと思ったり。

ギターを諦め新しい機材のキーボードでの弾き語りを試みましたがこちらも断念。Heidiさんのギターを借りて演奏再開です。デザインが似ているので素人目には同じに見えましたが、鳴らして開口一番「音が全然違う！」と言っていたのが印象的でした。

そんなmarucoporoporoさんのデビュー音源がいよいよ来年1月10日にkilk recordsからリリースされます。2月2日には神楽音でイベントも予定されています。早くも2018年一推しのアーティストさんになりそうです。