「glare」KIRIA

何故か前作RRを2013年リリースと勘違いして「7年待った」とツイッターに書いてしまいましたが、実は6年と5カ月待っていたKIRIAさんの新作。

最初の出会いは2010年のVALKILLYのゲストボーカル。もちろんバキバキのサイバーパンクなエレクトロでした。その後KIRIAソロ名義で何度か拝見。決定的だったのは2012年の渋谷WOMBでの弾き語り。KIRIAさんの魂の声をアコースティックギターに乗せて剥き出しで放つステージに圧倒されて初めてライブで号泣。それまでライブは踊るものだったのが一変した日でした。

10年近く観てきましたが基本物販が無いためKIRIAさんと直接話したのはトータル3分も無いと思います。いつか今後の展開の話を聞いた時に「KIRIA名義とKIRIA∞(アコースティックの時)名義を一つにしたものを作りたい」と言っていた記憶があります。それがまさに今回のglare。今までに聴いたことがない柔らかくてナチュラルなKIRIAさんの歌。「刺さる」ではなくで「包まれる」ような感覚も新しかった。

これがアコースティックで出てきても充分過ぎる満足度ですが、さらにエレクトロとしてもとても魅力的なサウンド。こちらはKIRIAさんの進化か重虎さんの凄さか。決して多くない音数で広大な世界を見せてくれます。

そしてこのMV。いよいよ出てきたKIRIAさんの第三形態を具現化している恐ろしく美しい映像です。白の衣装の風合いが今までのサウンドとの違いを見事に表現していると思います。

今は早く生で歌うのを聴きに行きたい。一体この世界観をどうやってステージで再現するのか。楽しみにも程があります。次のライブまでは本当に死ねない。これこそ「僕を生かす力になる」です。

BAD END GOOD LUCK

エレクトロ・テクノ・ニカ好き。弾き語りやバンドも聴いてます。

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