2018年2本目1月10日
元々釣りに行く予定で入れていたこの日の休み。それが前日に当日使うはずだった道具を破損してしまい、修理にどの位かかるものか(金額も納期も)と落胆していましたが「これでゆゆゆのライブ行けるじゃん!」と前向きに捉えて切り替えました。当日になってしましまさんに予約をお願いして、ゆゆゆホームな下北沢THREEへ行ってきました。
気付いてみればゆゆゆも昨年6月から約半年ぶり。スケジュールが合わなかったり、音源制作に入っているらしくライブ自体があまり無かったりで何だかんだで久しぶりになりました。ライブハウスへの道中、偶然いわもとさんにお会いして思わず立ち話。そんな空白の期間のお話も聞けたりしました。
キャンドル的なライトを機材の上に並べるしましまさん。その曲調からステージであまりライティングがバンバン当たる事は無いので、こういう演出がいい雰囲気を作ってくれます。そしてとてもゆゆゆらしい。
沁みる。これが今のゆゆゆの音楽を聴いて一番ぴったりくる言葉だと思いました。今まで観たライブの中でもゾクゾクする感覚が一番多かった気がします。前回同様音数はとても少ない。その分一音一音がとても響きます。
なのに観ていない間にしましまさんにさらに担当楽器が増えていました。これでピアニカと違い「歌いながら弾く」ことも可能になっていました。ますます練習が大変そうです。
打楽器系全般はいわもとさんの担当になっていました。こういったお二人の演奏楽器の勢力分布図の変化も見所かもしれません。本当に美味しい音だけをちょっとずつ出す、懐石料理みたいなライブになってきました。
しましまさんの手拍子もそんな大切な音の一つ。ウィスパーなボーカルがとても力強いのも印象的でした。
お約束のYMOカバーが前回同様「CUE」だったのですが、これが同じ曲とは思えない程アレンジが変わっていました。元々ミニマルだった楽曲が更に音数が減っていて、いわもとさんがキュー(シャレじゃなくて)を出さないと、しましまさんの歌や演奏の入りがかなり難しいことに。でもこれがまた刺さる!
やはり昨年の後半から音源制作に入っていたそうですが、マエストロいわもとさんが完全に納得のいくものを完成させるのはなかなか難しいようです。しましまさんいわく後一山、いわもとさんいわく後三山位あるそうです。どちらにしてもなかなか険しい道のりのようですが、ぜひ頑張って良い作品に仕上げていただきたいと思います。楽しみです。
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