2017年初遠征の11本目

今回は久しぶりの甲信越地方ライブ。お目当は今年結成16周年を迎えたベスパ☆くまメロです。
まずは武田神社にお参り。ベスパ☆くまメロには「武田節」という名曲があり、もちろん武田信玄公の事を歌っているのでご挨拶を兼ねての聖地巡礼です。

そしてその後はあずみさんやもん吉さんのツイッターにも度々登場している地元のラーメン店の「いなや」さん。夕方17:30openですのでライブのオープニングアクトには間に合わなくなってしまうのですが、ここはいたしかたありません。しかも無化調という事ですのでラーメンオタクとしても気合が入ります。ところが…
まあこんなもんです。後日ツイッターであずみさんに教えて貰いましたが、店主のご夫婦は揃ってくまメロライブに来ていたそうです。どおりで!!慌てて会場のKAZOOHALLへ。向かいます。




以前くまメロのワンマンを観に来たハンガーホールもそうでしたが、山梨のライブハウスには駐車場がしっかり隣接しています。やはり車での移動が基本になっているお客さんが多いのでしょうね。ハコのドリンクの収益が大丈夫なのかちょっと心配になるところです。

1組目のFUNLETTERS。MAYUMI YAMAZAKI meets 森大地と言った感じでしょうか。お洒落なトラックにふわっとしたボーカルでここは本当に山梨か!?ととても驚きました。ヒソミネに出てそうな雰囲気だなと思ってたら、りんご音楽祭の予選で本当に出演予定があるそうです。
2組目のHAYASHI CLUB。こちらはガチテクノなトラックメーカーさん。途中アシッド全開になったりして個人的に激アガっていましたが、アガりどころでしっかりフロアの周りのお客さんも盛り上がってたのが印象的でした。山梨のお客さん、素晴らしい!




そしてトリのベスパ☆くまメロ。今回の新兵器で、もん吉さんの機材の前面にモニターを設置して、縦型にVJを投影する手法。バンド名のバナーを貼るくらいしかないデッドスペースですからこれはナイスアイデアですね。
すっぽりフードを被って登場したもん吉さん。「ダークサイドのアナキンみたいだなぁ」と思いましたが、ご自身では「ダースシディアスみたいなの」との的確な例え。そっちがあったか!!
新衣装を纏って登場したあずみさん。黒地にブルーのラインが印象的でまるで「TRON」のようなサイバーな世界観。こういう「非日常」の演出への拘りはくまメロの大きな魅力の一つです。



オープニング後から披露されたのがいきなり聴いたことの無い曲で、これが新曲だったのかな。自分の永遠のテーマ「POPなのにカッコいいエレクトロ」がここにもありました。くまメロサウンドはインスト、歌モノ、パフォーマンスモノとその音楽性は多岐に渡るのに何故かどれにも「くまメロらしさ」がある不思議な世界観です。ビジュアル抜きだってめちゃめちゃカッコいいのですが…




なのにそれに加えてこれぞくまメロなパフォーマンスの数々。こんなライブ来ない方がどうかしてる。個人的にはエレキテルライスが好きなので、ライブにはしゃもじ持参がデフォルトなのですが、今回地元で木製のものが見つからず。ならば現地調達でと思っていたらちょうど武田神社で「風林火山」の軍配を見つけてしまい思わず購入。この日は武田節で気持ちよく振り回して来ました。とにかくくまメロライブは「ワクワク感がハンパない」のです。客観的な視点なんか吹っ飛んで、これだけ楽しく夢中になれるのはもう自分の中ではくまメロくらいなのかもしれません。





自分達ぐらいの年齢になると感じる事が多いと思うのですが、一つの事を高いモチベーションでやり続ける事はとても難しい。5年10年というスパンで見るとなおさらです。それなのにくまメロのお二人は最初に見たときと変わらない全開全力のステージを今も観せてくれているのです。

実は今回あずみさんが事前に「特別なライブ!」と言っているのを聞いて「これひょっとしていわゆる大切なお知らせがあるんでは?」と勘ぐっていた所もありました。そうしたら16周年で桑館あずみデザインの新衣装お披露目!自分がつまらない事を想像していた時に、すでにお二人はさらにずっと先の事を考えていたんです。ちなみに前の衣装は2007年に作って10年間着続けたそうなので、今47歳のもん吉さんは今回の衣装で57歳までいける?なんて話しもされてました。


最後に去年の新曲「テルミー」の盤を物販で購入。ご挨拶して「ぜひまた東京にも!」とお願いしたところ「新衣装作ったので行きます!」と頼もしいご返事も戴きました。もちろんまた山梨ライブがあれば自分も真っ先に馳せ参じる所存でございます。

BAD END GOOD LUCK

エレクトロ・テクノ・ニカ好き。弾き語りやバンドも聴いてます。

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