2018年9本目3月1日

3月はかなり仕事が立て込んでるのであんまりライブ行けないなと思っていましたが、早速1日から行ってきました三軒茶屋グレープフルーツムーン。お目当はまるぽろさんことmarucoporoporoさんです。

弾き語り系の初めてのハコはキャパが非常に気になります。今回のグレープフルーツムーンはステージの高さこそあまり無いものの、バンド編成もしっかり演奏出来るくらいのスペースがあり、客席も着席で30人位はラクに観られるキャパがあり一安心。ミニマムだと居場所に困るようなパターンも多いので助かります。

ルーパーで重ねていく手法はいつも通りですが、一体いつ歌っていつ録っているのか？観ていてもよくわかりませんでした。いつの間にかとてつもなく音が分厚く深くなっていて、ただただ圧倒されるという図式。もうまるぽろさんのライブは何度通ったか分かりませんが、この日もトリハダ立ちまくりです。

更にこのところのライブでよく見せてくれる膝の上にギターを置いて爪弾く演奏法。弾いている弦が短いのでオルゴールのような何とも暖かい音が鳴ります。この日はそれを更に幾重にもルーパーで折り重ねて、最後には普通の演奏を乗せてこれまた体感したことが無いような世界観を作り上げていました。先月神楽音で2マン観たばかりなんですが、明らかにそこから更に進化してます。

ライブの後半にようやくリリースしたEP「In Her Dream」から「Sunshine」と「Touch The Hand」を演奏してくれました。この2曲の間に入ったカバーの曲がまた暖かな雰囲気で良かった。こういうホッと出来る木漏れ日のような曲も、自分がまるぽろさんを好きになった一因だったりします。

40分あまりの短い時間でしたが、この日も本当に色々な景色を見せてくれました。これだから彼女のライブは終わった途端にまた来たいと思ってしまうのです。