2018年7本目2月16日いにいぬドレス
意味は分かりませんがこの日のハッシュタグは「いにいぬドレス」です。約一年ぶりのspoon+、しかもワンマンを観に、一年半ぶりの高円寺HIGHへ行ってきました。
普段のライブで知っている人に会うなんてだいたい10%位の確率なんですが、この日は軽く10人以上のお知り合いに出会いました。中でも当時大混雑のageHaでも出会った事があるタバヒロさんに入口で早速遭遇。意識高過ぎる整理券番号1番を手に颯爽と入場していかれました。それにしても皆さんのspoon+愛ハンパない…
メッシュスクリーンを使ったVJ投影は以前からspoon+のお家芸でしたが、しばらく見ない間に劇的進化を遂げていました。3面可動式の枠付きスクリーンを、まとめたり、くっつけたり、離したり。最小限の設備で最大限の視覚的効果!ダンサーさんも以前より多くなってもはや音楽ライブという枠には完全に当てはまらなくなってます。途中のMCでご本人も「とうに音楽を演っているという意識はありません」と仰っていました。もうこれは劇団と言っても良いのでは。
ライブが始まる前に隣にいたお知り合いの方に「acoちゃんって良くアイデアが枯渇しないですよね」と話したりしていたんですが、実際にはオープニングを観ただけでそれが要らぬ心配だと気付きました。彼女にはまだまだやりたい事が沢山あって、それを具現化する力もどんどん進化しているんだなあと。こういう活動をしていると、以前の自分を超えるというのはとてつもなく大変なのに、とても楽しそうにそれをやってのけるacoちゃんは観ていてとても清々しい。
ソロでのパフォーマンスの時もVJが良いアクセントになって、ステージの広さを全く感じさせません。イチゴオンザショートケーキ懐かしかった!
ちょっとダーク目な演出もspoon+らしくて好きなポイントです。今回かなりメルヘンやファンタジーの要素が減って、アーティスティックなパフォーマンスが多くなったように感じました。
兎にも角にも舞台上の装備や小道具に投影されるプロジェクションマッピングの凄さ。ちょっと位置がズレたら何をやっているのか分からないので、相当練習を積んできているに違いないんです。それにレーザーが組み合わされて、正直このキャパのライブハウスで観るステージ演出のレベルを遥かに超えちゃってます。これをたった一晩の為に時間とお金をかけて大勢のアーテイストが寄ってたかって作り上げる、正気の沙汰ではありません。儲からないにも程がある。
そこまで入れ込んで、ご本人曰く「命賭けて作ってる」ライブですから、最後の曲で感極まって涙ぐんで歌えなくなるのもしょうがないかと。
アンコールはバンドセット。この編成が超新鮮に見えるのが、ある意味spoon+の個性なのかもしれません。
chi▲chai→OHASHIで現在はacoちゃんの写真活動「おしりとお寿司」でもお馴染み(?)のダンサーのさっとぅん。実は昔からのファンでしたw久しぶりに楽しそうに、かつキレッキレに踊っているのを観れて楽しかったです。
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