2017年41本目
北海道のアーティスト木箱のSAyAさんの東京遠征2days。その2日目を観に神楽坂にあるヒソミネ系列店の神楽音(カグラネ)へ行って来ました。今回の遠征は残念ながら相方のニシムさんが不参加だったので、SAyAさんのソロ名義Rhythmyでのライブでした。
しかもこの日はほぼSAyAさんセレクトのブッキング。そこに何故か自分の好きな34423さんが入っていたり、一度ライブを観てみたかったPiano Shiftの名前もあったりと、何ともお得なラインナップ。考えてみれば事前に観たいアーティストが3組いっぺんに出演するイベントなんて今年1本も行ってない気がします。まぁその位刺激のあるイベントが少なくなってるという事なんですが。
何とライブを観るのは2年以上ぶりだった34423さん。早速カグラネの音響のポテンシャルを実感できるライブパフォーマンスでした。壁も床も全体が揺れて壊れるんじゃないかと思うほどのとんでもない重低音。ぜひYullippeやsorto&nodoの阿尾さんと絡んで欲しいなと思いました。新しい音源も進めているとの事でしたのでそちらも楽しみです。
YouTubeですら尋常じゃないグルーブ感だったPiano Shift。当たり前かもしれませんが生で聴いたら更に凄かった!エレピにベースにドラムの3ピース編成で特殊な音は無いはずなのに何故にこんなに惹かれるのか?MCでベースの方が「出来るだけメロディを弾くようにしている」と言ってましたが、まさにこのバンドのピアノは歌っています。そしてとてつもなく体を動かしたくなる。素晴らしくダンスミュージックです。もう少し大きなハコの踊れるブッキングでぜひまた観たい!
そしてSAyAさんのソロワークのRhythmy。木箱の温かなエレクトロニカとは異なりDeepで少しダークな世界観が見えました。後で話を聞いていた時に、SAyAさんの口から「闇」というワードが出てきましたが本当にそんな感じ。木箱ではPOPな歌い方が多いのですが、このRhythmyではSAyAさんの魂の声が聴こえてくるようなパフォーマンスです。暗闇の中でこそ見えてくる一筋の光がより引き立つというのが自分の持論ですが、この日はまさにそんな雰囲気のステージでした。
さらに初訪問だった神楽音(カグラネ)。こじんまりしていてとても自分好みのハコでした。お洒落でキレイだし、音はめちゃ良いし、扉で区切られたバーカウンターはあるし、何より全面禁煙。これはかなり通いたくなる。ぜひアーティストの方々は機会があったらイベント開いて下さい。
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