2021年BESTな10曲
気付けば半年以上ぶりとなるこのブログ。昨年同様ライブハウスに足を運びにくい昨今。当然対バンなどの新たなアーティストさんとの出会いは激減しています。更にサブスクの利用も増えて「音楽を買う」という機会が減らない訳がありません。
とは言え自分のPCやiPhoneのメモリーの中に音源データが入っているという状態は自分にとっての心の支えになってくれています。やはり愛している音楽は手元に置いておきたい、これがファン心理だと思っています。サブスクではいつ消えてしまうか分からないですし。そんな中でiPhoneでヘビロテしていた毎年恒例のBESTな10曲。なかなか納得のセレクトになりました。以下は毎年のコピペのセレクトマイルールです。
2008年から作り始めた、その年のお気に入り曲ベスト10。自分で決めたルールは2つ。
①.その年(今回は2021年1月~12月)の配信or発売作品であること
②.1アーティストにつき1曲のみ(別名義ならOK)
①は毎年iTunesでプレイリストを作成するので手元に音源がないものは対象外にしています。②も毎年書いてますが、1アーティスト1曲に絞る作業がまた楽しい。
☆10位 GRANNY SQUARE/ZOMBIE-CHANG
恐ろしく耳触りの良い音を鳴らしてくれるZOMBIE-CHANG。今一番ライブを観てみたいアーティストさんです。毎回変わったテーマでMVを作る彼女の今回の作品は編み物。歌詞に登場しているのは技術的な専門用語だったりするのかな。アナログシンセバリバリのfantaholicとの共演とか観てみたいです。
☆9位 どどんぱ/きゃりーぱみゅぱみゅ
エレクトロでもあまりPOP過ぎると惹かれない事が多いのですが、今回の新曲はかなり撃ち抜かれました。完全に彼女のボーカルがパーツとしてだけ存在するヤスタカチューン。どこかスパナを彷彿とさせるのも好きなポイントなんでしょう、きっと。
☆8位 LONELY DISCO/RIS
ニューウェーブ街道を爆進していたRISさんの久しぶりの原点回帰的なエレクトロPOP。散りばめられたギターサウンドもバンド色強過ぎず自分的にどストライク感漂います。作品毎にこれだけ作風に振り幅があるのになんだかんだ10年以上聴き続けてるってかなり稀有な例だったりします。
☆7位 廃墟ドリーム/JUN FANTATHEATER
🆕2021年5月20日
— JUN FAN@ジュンファン🎤11/21@渋谷vision (@junfantatheater) May 11, 2021
音中遊泳にて販売開始💿
『廃墟ドリーム』
🌒MUSIC/WORD
JUN FANTATHEATER
🌓ARRENGE
JUN FANTATHEATER
TRON
🌕MIX/MASTARING ENGINEER
TRON(@paisen_tron) pic.twitter.com/9dXnzMHvf1
アーティストとしてもライブ仲間としてもお付き合いの長いJUNさん。最近はアイドルのマネージメントもやっていてなかなかお忙しそうですが、そんな中でリリースしてくれたのが今回の新曲。アッパーな曲調でBPM高めなのに闇が見え隠れする世界観はさすがJUN FANTATHEATER。2022年はそろそろアルバムも期待したいところですね。
☆6位 Lights/TAMIW
女性ボーカルエレクトロではかなり硬派な雰囲気。kilkレーベル以外でこういう音を出すアーティストさんにはあまり出会った事が無い気がします。曲調とシンクロしているアートワークも良いです。またライブも恐ろしく良いですが、今年は観に行くことが叶いませんでした。
☆5位 Techno/ユリ ウラノ
12月になって突然リリースになったユリ ウラノさんのアルバム。最近は野外録音などのアンビエントな曲が続いていたので、またゴリゴリなテクノを作ってくれないかなと思っていたらドストライクな作品を届けてくれました。ミニマルでとてもタイプです。
☆4位 HAZE (USAGI DISCO REMIX)/透明写真
正式には3(水)リリースになります!
— 透明写真(1/2 お正月盤リリース💿) (@tomeishashin) March 2, 2021
前作の原曲「HAZE」と聴き比べるのも面白いかもしれません☺️
透明写真 NEW CD-R💿
「HAZE(USAGI DISCO Remix」pic.twitter.com/vrve5Qd3Y6
エレクトロPOP全盛期に注目していたトラックメーカーUSAGI DISCOが久しぶりにプロデュースしているユニット。この曲のメインボーカルの声質と曲調との相性が素晴らしく即買いしました。
☆3位 バッキンガム/水曜日のカンパネラ
ボーカルがコムアイさんから詩羽さんに交代した最初の曲。ケンモチさんよくこういう声質とキャラクターの持ち主を見つけてくるものだなあと感心してしまいました。初期の水カンにハマった時の感動が蘇ります。ダンスミュージックで水カン節全開。良い曲です。
☆2位 Funky Journey Fantasy/エレファンク庭
今年の初めにリリースになった3人バージョンで新録されたアルバムからの音源。再生回数は今年一番の作品です。約2年前からユレルラ対バンで何度かライブを観ましたが、2020年後半の3人になってからのボーカル編成がアイドル感が激減していてかなり惹かれました。もともとzoppさんの楽曲はダンスミュージックが多いので気に入っていたのですが、このアルバムから完全に普段聴きする音源になりました。甘ったるいカフェオレがスッキリしたシングルオリジンになったような印象。特にこの曲のエレクトロハウス感はアルバム中一番のお気に入り。2021年は丸々1年新曲が出なかったのでzoppさんの次の一手をとてつもなく期待しています。
☆1位 やがて/KIRIA
基本ダンスミュージック好きなので歌詞に注目するアーティストさんはごく僅か。そんな中でKIRIAさんが2013年にリリースした「シャドウ」は本当に刺さる楽曲でした。そして8年後の今年リリースとなった「やがて」。まずタイトルからして今までのKIRIAさんからは出て来なかったワードです。ご本人からは「大人版シャドウ」という発言もあり今回も聞いていて辛くなる曲だったりしますが、どこか優しさと柔らかさも感じさせてくれます。あれだけの具現化スキルや表現力を持っている人がまだまだ進化する。本当に目が離せないアーティストさんです。
という事で今年はほぼ10曲全曲が女性ボーカルというちょっと淋しい現実。メンズエレクトロ勢には本当頑張っていただきたいです。
2021年はここ10年で最もライブを観に行った回数が少なかった2020年を更に大幅に下回るという結果。コロナ禍でのイベント減少もありますが、自分の生活様式が大きく変わったのも要因になりました。
諸々落ち着いたらまた現場で音楽を楽しめる日も来るのではないかと思います。2022年も良い出会いがたくさんありますように。
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