2017年お目当て2バンドの貴重な21本目
出会って1年あまり。遂に初のミニアルバムをリリースするluvBIRD。その主催レコ発を観に下北沢モナレコードへ行ってきました。そしてこの日は対バンに、今年のムラマサ激推しバンドのミルマナコの名前もあります。「何て奇跡の対バン!」と思ったら最初にミルマナコを見た時もluvBIRDの対バンでしたww
正直「モナレコードでミルマナコかぁ」と心配していたところもありました。椅子の使用率も高いし、どちらかというとアコースティック寄りのイメージがあったので。とりあえずミルマナコを座って観るのは絶対に嫌だったので自分は最初の演者さんの時からずーっと立って観てました、はい。
音は意外にタイトに聴こえて良かったです。今回でミルマナコのライブを観るのは3回目なんですが、イケマイさんの歌もパフォーマンスもどんどん進化してステージ上の世界観が凄いことになって来てます。基本女性のヘアスタイルはショートがタイプなんですが、世界一ロングを切って欲しくないアーティストさんかもしれません。そのくらいあのパフォーマンスにはロングのヘアスタイルは必須です!
一つ前のブログにも書いたAIさんのカバーも演ってくれました。冒頭の歌い上げは完全に聴かせどころだと思ったんですが、まさかの後ろ向きで歌うとか!そして歌い終わりでキメで振り向く!もう、そういうセンス尋常じゃなく好きなポイントです。
佐伯シンタロウさんの作る曲もまたとても印象に残る曲ばかりで。まだ3回目だと言うのにほぼ全曲キタコレ感がハンパないです。さらに悪女、青、Deep、などの単語1節からあなたがわるい、月面に現る、シティローズなど、タイトルのセンスがまた秀逸!基本聴き手に想像するスペースを与えない言葉選びが本当に嫌いです。最近のメジャーな音楽は聴き手が馬鹿すぎるのか、長過ぎるタイトルが多くて説明が過ぎます。ちょっとアツくなましたwwそう言った意味でミルマナコの曲はタイトルからして素晴らしい。
そしてluvBIRD。「これまで1年間皆でやってきた事を精一杯出す」とmakoさんがツイッターに書いていた通り、自分が観てきた中で一番良いライブだったと思います。とても楽しかった。makoさん気合入ってたなぁ。
自分がこのバンドに惹かれたきっかけもそうなんですが、luvBIRDの大きな魅力の一つに、Dazzling〜忘レモノの切ないメロが印象的な曲達があります。いい意味で沈み込むように感動出来るんですが、30分のセトリの中だと構成が難しいなと常々思っていました。ところがこの日のステージは50分!
Dazzlingから忘レモノの後にアコースティック編成に転換。お客さんも全員フロアに腰掛けてまったりした時間が流れます。このセトリの構成がとても良かった。その後も違和感無くPASTELやWonderful baby!!に繋がっていました。このバンドは作風が多彩だし、やはりロングセットの方が流れが作れて絶対にイイ!なかなかブッキングライブでは30分以上の持ち時間は難しいとは思いますが、ぜひまたこういった主催イベントで演って欲しいものです。
終演後にミニアルバム「Eureka」を購入。「エウレカ」かと思ったら「ユリイカ」と読ませるそうです。英語読みだとそうなるみたいですね。「見つけた」とか「発見した」などの意味があるそうで、このCDもそういう風に色んな人に届いて欲しいというタイトルだそうです。
この一年、気が付けば他のエレクトロ界隈のどのアーティストよりも多く通ったバンドになりました。最初はMOSAiCのモニター越しだったんですが、自分にとってもまさに「見つけた!」だった訳です。
luvBIRDに出会った日があんどりいらんど。を観た最後の日になっているいうのも何か運命的なものを感じます。実際その更に前はちょうどCANDLESから離れる頃にあんどりいと出会った訳で。まあ色んな事情はあるにせよ、そこが楽しい場所なら、通えるうちに通っておいた方が後悔しないということですね。
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