2017年7本目
相変わらず一発では辿り着けない渋谷HOME。来月はmacaroomのライブでも訪れそうなので、何気に最近頻繁に来ているような気になっているハコです。
お目当はツイッター繋がりからのSoundCloud音源一目惚れの神様クラブです。ボーカル♀の陽(ハル)さんと、トラックメイク♂の周(アマネ)さんの2人組ユニット。既に上の「No.5」が収録されているCDが物販にあるらしく、それをGETするのもこの日の重要な任務です。
音源も凄かったですが、やはりライブは更にインパクト大!ハルさんのボーカルは音源以上に独特の雰囲気全開で、しかも聴いていてとても心地いい。アマネさんのトラックもセンスの塊のようで聴いていてぐいぐい引き込まれます。POPなのにカッコいい。自分の中では永遠のテーマとも言える、ある意味矛盾する2つの要素が共存する不思議な空間を展開しています。なんなんだこの2人!こんなユニットに何故今まで出会わなかったんだ!
突然何だ?と思われるでしょうが、何故かハルさんがステージに出て来たときに持っていたのが、おそらくこのソフトサラダ(×2枚)。「何?昔の水カンみたいにお菓子撒くの?」と思っていたら何と曲間で自らパリパリと食べ始めるプレイ。多分効果音としての演出だと思いますが…斬新!
アマネさんの手元にも何故かフルーツが3個。コーラスの時はグレープフルーツを手に取り撫で回すとかなんともシュールな画です。こういうセンスも何か良いなぁと思わせてくれます。
終演後は我先で物販に行ってCDを購入。一体何故こんなに自分好みのトラックがこれでもかと繰り出されるのか不思議に思い、アマネさんに音楽的なバックボーンを聞いてみたところ「小山田圭吾さんが好きなんです」とのこと。納得!!曲毎にはそれぞれ意外性があって、なおかつ全体を通して見ると統一された「神様クラブ色」が感じられるのはまさにコーネリアス的!
最近東京のエレクトロPOPシーンのアイドル侵食には本当に辟易していて、もう音で勝負しようなんてアーティストは出てこないんじゃないかと思っていました。そのせいか感動を覚えるのはエレクトロニカや弾き語り方面ばかり。ところが!自分のど真ん中なエレクトロPOPアーティストがまだ存在していたとは本当に嬉しい!「No.5」なんてがっつり踊れる感じですから、今度はもっと広いフロアで聴きたいです。
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