ノマドシンガーに会いに行く

特に予定の無かった日曜休みに流浪のシンガーとなったカナスタがフリマを開くというので新代田まで会いに行ってきました。会場の居酒屋さんはバンドのメンバーのドラマーの方(写真右)が働いているらしい。レコードなども売っていて、いかにも下北なバンドマンが通うスペースといった印象。

ソロ時代はエレクトロアーティストから徐々にアイドル界隈に活動場所が移っていくのを心良く思っていなかったのに、今回はアイドル現場でも良いからオケ持ってソロを演ってくれとお願いするという矛盾。バイトと思ってやってくれとも言った。「好きな事をやって生きる」という彼女の決意の中で、バンド以外にソロを演るというのがそれに含まれるのか否か。彼女の生き方の軸をほんのちょっと見せてもらった気がしたのは自分の驕りだろうか。

28歳女性のフリマだから当然自分の手の出せるものは少なく、ソロ時代の物販と現在のバンドのCD、そして数年ぶりにチェキを撮る。
しかもデカイサイズ。たとえ今のバンドの音が自分に合わなくても、彼女には歌い続けていて欲しいと思うのはもはや完全にオタクの領域です。ところが。
せっかく買ったのだからと彼女の現在のバンドFENNEC FENNECのCDを聴きながら車で帰宅途中、これ意外にドライブに合うなとまず思う。ここ一年シティポップを聴く機会が多かったせいか、聴いていくにつれてあれむしろ今これ好きかもとも思ったり。

ダサいのは別だけど、理解出来ない音楽がダメだとは全く思いません。むしろ自分が後から追いついて好きになるパターンは過去にたくさんある。正直このFENNEC FENNECに関しても「早くオレにカッコいい!って思わせてくれよカナスタ!」とずっと思っていたので、ようやくその時が来たのかもしれません。音楽に関しては一切忖度はしないけど、良いと思ったら迷わず行きます。

BAD END GOOD LUCK

エレクトロ・テクノ・ニカ好き。弾き語りやバンドも聴いてます。

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