20200922西永福JAM

初めてユレルラを観たのは渋谷clubasiaでしたが、初めてユレルラを観に行ったのはこの日2本目の西永福JAM。普通1日2本同じアーティストのライブ観たらおかわりはお腹いっぱい気味になるのが当たり前だと思うのですが、ユレルラの2本目は恐ろしく別腹でした。本当に裏切りません。

セトリは引き算をすれば予想は出来ました。実際移動途中に高円寺で珈琲飲みながら持ち曲12曲から昼間のセトリ6曲を引いて、残りの6曲の中でライブで演らないと公言している夏の果て以外の5曲は何か、指を折りながら実際にカウントしてました。まさかその時はその5曲の組み合わせでこんなステージになるとは全く想像も出来なかった。むしろこっちを先に決めたんじゃないかという程の繋がりの妙。

1曲目のセンチメント。それぞれのメンバーの歌い出しから感じられる気合いがいつもとは明らかに違う。そこからのセンセーショナルNo.に揺らされ過ぎて完全に泣く。さらにSEを挟んでのsecond me。ここの繋がりが特に染みた。

曲間で切ってMCを入れるつもりが無いのなら、もう次の曲への準備は始まっているのだから拍手はしない。それが自分の流儀でありアーティストさんへの礼儀だと思っています。まさにこの日はその連続でラストまでNO MCでNO自己紹介。いつものひめりさんのMCもパフォーマンスとのギャップがあって一気に柔らかい雰囲気になるので好きなのですが、この日は6曲終わってからメンバー自己紹介も無く小野さんが「ユレルランドスケープ、これからも揺らし続けます」とシンプルに言い放って締めたのがカッコ良すぎた。この流れの最後には小野さんの声がぴったりでした。

この日のステージはいつも通りダーク目なのに何故かメンバーの表情はよく見えるという不思議な照明。フロアでのポジションが良かったのか?JAMの照明さんが素晴らしかったのか?

楽しい時間はあっという間と言いますが、自分の場合感動が大きいライブを観ると逆にいつもよりも時間の経過をゆっくりに感じる事があります。曲数6曲だし、タイテ的にもしっかり30分だし(実際は27〜8分で終わっていた)そんな筈はないんですが、終わらないで欲しいと思いながらも本当に長く感じました。

そしてそんな日は良く帰りに雨が降るんですが、この日もJAMから駐車場まで歩いている途中でポツポツと。入り込んで見た映画の帰り道のように帰宅まで余韻が頭から離れない。ユレルラ史上最高に印象に残るライブになりました。

BAD END GOOD LUCK

エレクトロ・テクノ・ニカ好き。弾き語りやバンドも聴いてます。

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